平塚新夢 8バーディーで2位浮上 「リズムを意識してプレーした」 難病乗り越えた苦労人「感慨深い。この位置にいるのは奇跡的」
「女子ゴルフ・NTTドコモビジネス・レディース・第2日」(2日、浜野GC=パー72)
平塚新夢(あむ、26)=Knomak=が8バーディー、3ボギーの67をマークし、天本ハルカとともに首位と2打差の2位につけた。昨年の大会覇者で通算4勝目を狙う菅沼菜々が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算12アンダーで単独首位に立った。初日トップの岡山絵里は通算8アンダーで6位に後退した。
難病を乗り越えてプロテストを7度目の挑戦で合格した平塚が2位につけた。26歳の苦労人は「過去のことを考えると感慨深い。最終日にこの位置にいるのは奇跡的」としみじみと語った。
前半の17番でボギーの後、18番(パー3)は5番アイアンで1メートルにつけ、難しいスライスラインを慎重に沈めた。ボギーをたたきながらバーディーで奪い返すラウンドに「ショットが暴れないように、リズムも意識してプレーした」と安堵(あんど)の表情だった。
国指定の難病「成人スチル病」が発症したのは約8年前。発熱、発疹、関節の痛みに苦しみ、約3週間の入院生活も経験したという。それを克服し、一昨年に悲願のプロテスト合格を果たした。「緊張する場面で一生懸命頑張れるなんて、なかなかない。自分を客観的に見てもすごいなと思う」。その先にプロ2年目で初勝利のご褒美があるかもしれない。
