高橋彩華が今季2勝目 複数回V一番乗り!鈴木愛との激闘制す 大会記録タイ14アンダー「18ホールのプレーオフをやった感じ」

 優勝を決め、木戸愛(手前)の祝福に笑顔の高橋彩華
 トロフィーを手に笑顔の高橋彩華
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 「女子ゴルフ・KKT杯バンテリン・レディース・最終日」(19日、熊本空港CC=パー72)

 高橋彩華(27)=サーフビバレッジ=が5バーディー、1ボギーの68でラウンド。大会記録に並ぶ通算14アンダーとし、ともに首位発進した鈴木愛(31)=セールスフォース=との一騎打ちを1打差で制した。2週前のヤマハ・レディース葛城に続く今季2勝目で、通算4勝目。同9アンダーの3位には佐久間朱莉(23)=大東建託=と木戸愛が並んだ。

 2打差リード、ともに3オンの最終ホール。ファーストパットをカップ横に置いた高橋彩は、鈴木の結果にかかわらず“入れれば勝ち”の10センチをマークする“儀式”をすっ飛ばし、“お先”に沈めて優勝を決めた。「あれ?って。一瞬、勝ちかどうか分かんなくなって」と苦笑いで振り返った。

 複数回優勝今季一番乗りで、通算4勝目。緊張というよりは“天然”の発露だったようだ。

 とはいえ、猛者の鈴木との一騎打ちは、激闘ではあった。ともに2バーディーで迎えた8番パー3。鈴木はティーショットがバンカーのアゴについて、2打目はグリーンに乗っただけ。高橋彩は4メートルのバーディーパットを残していたが、鈴木が10メートルはあろうかというパーパットをねじ込む。「マジか。あれを入れちゃうんだ」と驚きながらも、自らはバーディーを決める。

 13アンダーで並んでハーフターン。「(鈴木は)勝負を分かっているな」と感じながらプレーを続けていたが、後半になって「楽しくなってきた」と、デッドヒートの妙味を味わっている自分に気づいた。

 終わってみれば、大会記録(21年、山下美夢有)に並ぶ通算14アンダー。「18ホールのプレーオフをやった感じ。しんどかった」と振り返る熱戦を制し、完全に実力者の仲間入りだ。「一番高い馬刺しを食べて」と言い残し、熊本にしばしの別れを告げた。

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