仲村果乃 5位から一気に首位浮上 難コース攻略「結構ショットが良かった」 ツアー2勝目へ自信を持って「気を張りすぎず、伸び伸びと」
「女子ゴルフ・ヤマハ・レディース葛城・第3日」(4日、葛城GC=パー72)
5位で出た24歳の仲村果乃(Plenus)が1イーグル、2バーディーの68をマークし、2位から69で回った20歳の荒木優奈とともに通算7アンダーで首位に並んだ。1打差の3位はツアー未勝利の仲宗根澄香。5アンダーの4位は今季2勝目を狙う菅楓華と神谷そらで、4アンダーの6位に昨年大会覇者の穴井詩らが続く。
難コースを攻略して、ツアー2勝目へ前進した。仲村は連日のボギーなしで四つ伸ばし、首位に浮上。5位から順位を押し上げ「結構ショットが良かった。もうちょっと伸ばせたかな」と緩めた表情に手応えがにじんだ。
パーセーブが続いて迎えたパー5の5番で流れを引き寄せた。490ヤードを2オンできなかったが、グリーン右手前からウエッジで10メートル先のピンにねじ込むイーグル。その後は6番、10番でバーディーを奪い、17番では4メートルのパーパットを沈めるなど粘りも光った。
パットがさえ、7バーディーを量産して65で回った前日のラウンド後、ショットの修正に取り組んだ。アドレス時に下半身に力を入れて「ぐっと踏ん張ること」を意識し、この日は狭いフェアウエーでキープ率100%をマーク。パーオン率も89%を記録し、好スコアにつなげた。
京都市出身で、11歳のときにゴルフを始めた。師匠は国内通算29勝を誇る吉川なよ子。昨年は11月の樋口久子・三菱電機レディースで4位から逆転してツアー初優勝を果たし、2度の2位を含めてトップ10が6度。安定した成績を残し、初めてシード権を獲得した。
もっとも、今季は4戦出場して予選落ちが2回。前週のアクサ・レディースの31位が最高と、もどかしい成績が続いている。2026年初優勝へ向けて、最終日は追われる立場となるが「新しい気持ちで気を張りすぎず、伸び伸びとできたらいい。去年より成長できていたら勝てると思う」と言い切った24歳。自信を胸に勝ちにいく。
◆仲村果乃(なかむら・かの)2001年7月3日、京都市出身。11歳でゴルフを始めた。龍谷大在学中の22年に4度目のプロテストで合格、その後に中退。昨季はQT(予選会)ランク30位でツアーに出場し、樋口久子・三菱電機レディースでツアー初優勝を果たした。ほかのスポーツ歴はバレエと空手。162センチ、58キロ。
