女王・佐久間朱莉 亡き師匠・ジャンボ尾崎さんに捧げる開幕戦V「まだまだ始まったばかりだぞ、と言われそう」
「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・最終日」(8日、琉球GC=パー72)
通算14アンダーで2位に2打差をつけてスタートした佐久間朱莉(23)=大東建託=がこの日3バーディー、1ボギーの70でラウンド、通算16アンダーで、この日5アンダーと猛追してきた永井花奈を1打差で振り切って、通算5勝目を手にした。
ジャンボアカデミー創設前から故・尾崎将司氏に師事してきた“0期生”。この大会には、16日にお別れの会が開催されることもあり「そこでいい報告が出来たら」という思いで臨んだ。
初日は1アンダーだったが、2日目にはコースレコードに並ぶ62のビッグスコアをマーク、一気にトップに躍り出た。
さらには第3ラウンド、7番までボギーを叩かない安定感で、記録の残る1990年以降では最長となる開幕からのノーボギー44ホールの新記録を樹立。
そして“締め”が、2003年の不動裕理以来となる、前年度女王の開幕戦勝利だ。3番までに2つのバーディーで2位・永井とは6打差に開いた。しかし後半、佐久間はすべてパー。一方の永井が着実にスコアを伸ばしてきた。17番を終えた時点で2打差。それでも佐久間は「苦しい、と思った場面はなかったですね」という。
18番、バーディーパットを残した永井より先に、ウイニングパットを沈めて拳を2度、握りしめた佐久間。「以前なら焦っていたでしょうけど、今は自分のプレーに集中できています」と、メンタルでも大きな成長を遂げている。
お別れの会では「ありがとうございました。開幕戦、優勝することができました。これからも頑張るので、見守ってください、と伝えます」と佐久間。「まだまだ始まったばかりだぞ、と言われそう」とも。そのゲキに応えるべく「年間5勝、メジャー制覇」の目標に、また進み始める。



