渡辺彩香“日本勢”意地7位 「うまくなりたい気持ちをずっと持つこと」が長年活躍の秘訣 その先へ海外挑戦も
「女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・第1日」(6日、瀬田GC北C=パー72)
4位タイまでの6人のうち5人が米ツアーメンバーの日本人選手が占める中、渡辺彩香(32)=大東建託=が4アンダーの68で回り、国内ツアーの日本勢ではトップタイとなる7位発進。2週連続優勝を目指す山下美夢有と18年大会覇者の畑岡奈紗が7アンダーで首位に並んだ。
情熱が、渡辺を突き動かした。日米共催。「(海外の)いろんな選手を見たくて、楽しみでした」と、心を弾ませて3年ぶり出場となる今大会に臨んだ。
もちろん優勝すれば来季、米ツアー出場権というご褒美もある。「チャンスがあるなら、トライしたい」という。
自身ツアー400試合目。「うまくなりたい気持ちをずっと持つこと」が、長年第一線で活躍する秘訣(ひけつ)であり、その延長線上に海外挑戦もある。
飛距離が武器の渡辺。前週からドライバーをブリヂストンの「BX2 HT」にチェンジ。「よかったですね」と、距離に方向性もついてきた。結果、5バーディー、1ボギーの好スコアだ。さらになじめば「もう一段」とまだ上の距離も望める。ベテランが米ツアー勢を蹴散らす可能性は十分、ある。




