河本力 復調を印象付け67マーク 22年以来3勝目へ3位浮上 冷静プレーでV狙う!「自分を客観視しながらプレーしたい」
「男子ゴルフ・日本オープン選手権・第2日」(17日、日光CC=パー70)
第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、河本力(25)=大和証券=が5バーディー、2ボギーの67で回り、金成玹(韓国)とともに通算2アンダーで首位と1打差の3位につけた。金子駆大と原敏之がともに第2ラウンドを66で回り、通算3アンダーで首位に並んだ。
2022年以来のツアー3勝目を狙う河本が、直近の不振からの復調を印象付けた。前半で3バーディー。後半も崩れずに67をマークした。「しぶとくパーを取れている。流れを切らさずにできた」とうなずいた。
2週前は予選落ちし、前週は日本開催の米ツアー大会で77位と散々だった。今季2位が2度の実力者は「ずたぼろにされて、すごく考えた。考えて考えた」と振り返る。完璧主義になり過ぎ、ミスに自分を見失ってしまうことが問題だと見定めた。
反省を生かし、今大会は「やってしまったことは過去なので。とらわれないように次のショットにどう準備するかを徹底している」と臨んでいる。第1ラウンドは前半3オーバーから立て直し、この日は後半の2ボギーの直後にそれぞれバーディーで挽回した。
優勝を狙える位置で迎える決勝ラウンド。それでも「自分を客観視しながらプレーしたい」と、冷静な口調で意気込んだ。





