星野陸也 1打差3位発進「優勝できるよう一日一日頑張る」 2年ぶり国内参戦「楽しさと緊張感で浮いていた」

 「男子ゴルフ・バンテリン東海クラシック・第1日」(2日、三好CC=パー71)

 星野陸也(29)=興和=が6バーティー、2ボギーの67で回り、首位と1打差の3位で発進した。ともにツアー通算1勝の小斉平優和と出水田大二郎が66で首位に並んだ。石川遼は1オーバーの72で、75位と大きく出遅れた。

 出だしの10番でボギーと、スタートはいまひとつ。通算6勝を誇る星野でも、2年ぶりの国内ツアーに「久々の日本で、楽しさと緊張感で浮いていた感じがあった」と冷静さを欠いた。それでも13番から3連続バーディーを奪って、立て直す。後半も伸ばし、首位に1打差と好位置につけた。

 ティーショットの調子は決して良くなかったが、磨いてきたパットで補った。14番は15メートルのスライスラインを読み切って沈め「完璧な感じで入って気持ち良かった」。観客からも喝采を浴びた。

 今季は米ツアーを主戦場にする29歳。前回出場した23年は、最後の18番で2メートルのパットを外して2位に終わった。苦い経験を味わったコースで「優勝できるように一日一日、スコアを出して頑張っていきたい」と雪辱に燃えている。

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