ベテランの藤田さいきがレジェンドに囲まれ好発進 前週末に39度の熱発もなんの 「パープレーで」の無欲で6アンダー
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第1日」(8日、茨城GC東C=パー72)
ベテランが体調不良をガッツで吹き飛ばした。藤田さいき(39)=JBS=が7バーディー、1ボギーの66でラウンド。ホールアウト時点で2位に2打差をつける単独トップの好プレーを演じた。
ラウンド中、同組の不動裕理から「『よく入るねー』とほめていただいた」というパターを武器にバーディーを重ね、5アンダーで迎えた最終9番ではピン左上「8、9メートル」という難しいバーディーパットも見事カップイン。
右手首を痛めていた上、前週の土、日曜日には「39度くらい」という熱発にも見舞われた。それもあって「パープレーでいい」という無欲のプレーが、終わってみれば6アンダーだ。
スタート前のドライビングレンジでは、観戦に訪れていた男子プロの伊沢利光と会い、スイング、アプローチなどのチェックもしてもらった。そしてコースでは不動裕理と同組。
「伊沢さんと不動さんがいて」と、心地良い緊張感もスコアに結びついたようだ。それでもこの日については「できすぎ。でも後(3日)、これに近いプレーができれば」と少し、欲も出てきたようだ。





