大会連覇の岩井千怜「まだまだスタートなので、まだ上を目指して」初コンビ・外国人キャディーの精神面サポートに感謝も
「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・最終日」(9日、琉球GC=パー72)
1打差の2位からスタートした岩井千怜(22)=Honda=が7バーディー、1ボギーの66で回り、通算10アンダーで2位に4打差をつけ、ツアー通算8勝目を手にした。また前年度からの大会連覇となり、こちらは自身2度目。今季から本格参戦している米ツアーでの初優勝に向けて弾みをつけた。初日から首位の菅楓華(19)=ニトリ=は71と伸ばし切れず、通算6アンダーの2位に終わった。
以下、岩井千怜との一問一答。
◇ ◇
-率直な感想を。
「ほっとしてるし、うれしいですね」
-2度目の同一大会連覇。
「プレー中は考えてなくて、一打一打集中した結果だと思います」
-どういう意味がある優勝と考える?
「この時点でこの優勝は過去のこと。次に切り替えないといけない。次、上位争いできるよう頑張りたい」
-次への目標は。
「まだまだスタートなので、まだ上を目指して。米ツアーでもシード権を獲得したいし、優勝もしたい」
-今回の外国人キャディーは初コンビ?
「そうです。まだ英語が通じず悔しいこともありましたが『Stay Calm』(落ち着いて)と声を掛けてくれて、自分のマインドをキープしてくれました」
-改めて強さを見せつけた。
「それでも『ここがゴールじゃない』と毎回思ってます。『ゴールは何?』と考えたこともあるけど、どれだけ勝っても、偉業を成し遂げてもそれがゴールとは感じないでしょうね」