山下美夢有「まさか入るとは」びっくりチップイン2発で4位発進もショット不安にみっちり修正

 3アンダー4位タイで初日を終えた山下美夢有(後方)は年間女王を争う同組の申ジエと抱き合う(撮影・開出牧)
 2番、ティーショットを放ち打球の行方を見極める山下美夢有(手前)。後方は同組で年間女王を争う申ジエ(撮影・開出牧)
 2番、ティーショットを放つ山下美夢有(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第1日」(23日、宮崎CC=パー72)

 2年連続の年間女王を狙う山下美夢有(22)=加賀電子=は4バーディー、1ボギーの69をマーク。首位と2打差の4位と好発進を決めた。

 グリーン周りの小技が光った。出だしの1番は第2打をグリーン奥のラフにこぼしてしまうが、10ヤードから58度のウエッジで放った球足の速い第3打が直接カップイン。あいさつ代わりのチップインバーディーに「強く入ったけど、傾斜で入ってくれてラッキー」とうなずいた。

 3番もグリーン左手前のバンカーから、ピンまで約30ヤードをチップインでバーディー。ボールがカップに消えると、松村キャディーとともにバンザイで喜び合い、凄技連発に「パーを取れたらと思っていたんで、まさか入るとは」と自身でも驚きを隠せなかった。

 3アンダーの好スコアにまとめたが、手放しには喜べなかった。ショットは左右に曲がる場面も見られ、「良いショットを1回も打てなかった」と納得の初日とはいかず。「ショートゲームに助けられた」という1日だった。

 ホールアウト後は打撃練習場に足を運び、コーチの父と話し合いながら、約40分もの間みっちりショットの修正を行った。

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