上井邦浩 40歳での初V見えた!1打差2位浮上 栄冠へ自然体「僕は僕の事をするだけ」
「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第3日」(29日、恵庭CC=パー72)
4位から出たプロ19年目でツアー未勝利の上井邦浩(40)=三好CC=が、7バーディー、2ボギーの67をマークし、通算9アンダーで首位と1打差の2位につけた。史上最長となるプロ転向後18年93日での初優勝へ、自然体で臨む。平田憲聖は69で回り、10アンダーで首位をキープ。19位から出た金谷拓実が66の猛チャージで3位に浮上した。
無冠の実力者が念願の初タイトルを視界に捉えた。40歳の上井がスコアを五つ伸ばして首位に急接近。若手時代は意識し過ぎた優勝争いにも「今はあまり意識しない。リラックスして回れてる」と自然体を強調した。
年の功以外にも落ち着ける要因があった。今週は通算18勝を挙げた藤田寛之の元相棒・梅原キャディーとタッグ。「梅さんとうまく会話というか、リラックスさせてもらってる感じ」。ショットが林に飛び込み、頭にくることがあっても動じず。7メートル超えのバーディーパットを三つ沈めるなど、グリーン上で集中力を発揮した。
昨秋に左手の古傷が原因で「左母指腱鞘炎」を患い、今季は特別保障制度を利用して開幕戦から復帰した。しかしシード維持のために必要な獲得賞金が5月のゴルフパートナー・プロアマ終了時で9万8916円足りず、シード復帰を逃した。かつてはシードの常連だった上井だが、今大会は予選会から出場し、優勝争いするまではい上がってきた。
これまでツアー大会2位が5度と、あと一歩で優勝を逃してきた。最終日は平田、金谷と台頭する若手と回るが「意識してもしょうがない。僕は僕の事をするだけ」。ベテランが悲願達成に泰然自若の姿勢で臨む。





