小祝さくら 酷暑で「命の危険を感じた」8連続バーディーのツアータイ&63の大会コース記録

 ホールアウトし、小祝さくら(左)とハグする鈴木愛
 6番でティーショットを放つ小祝さくら
 7番でバーディを決めた小祝さくら
3枚

 「女子ゴルフ・楽天スーパー・レディース・第2日」(28日、東急グランドオークGC=パー72)

 53位で出た小祝さくらが8連続を含む9バーディー、ボギーなしの63でラウンドし、通算10アンダーに伸ばして首位と1打差の3位に浮上した。首位は通算11アンダーに宮沢美咲と鈴木愛が並んだ。

 小祝が4番から11番までマークした8連続バーディーは、2011年スタンレー・レディースの諸見里しのぶ、19年富士通レディースの成田美寿々に並ぶツアータイ記録。63は昨年の第1ラウンドで稲見萌寧、第3ラウンドで勝みなみがマークした64を上回る大会コース記録。

 初日を71でラウンドし、1アンダーの53位と出遅れた小祝が爆発した。1番パー4で1メートルを沈めバーディーが先行。2、3番はパーとしたが、この後が圧巻だった。

 4番から9番まで6連続バーディーとして前半だけで8アンダーまでスコアを伸ばすと、折り返しの10番パー4でも8メートルを沈めてバーディー。11番パー4は3メートルを沈めて8連続まで伸ばし、ツアー記録に並んだ。更新がかかった12番パー3は第1打をピン右7メートルにつけたが、バーディーパットがカップの右を通過してパーとなり、更新はならなかった。

 プレーを終え「プレー中は全然知らなくて4連続ぐらいかなって思っていたが、まさか8連続と聞いてびっくり。ショットもパットもどちらもうまくハマってくれての8連続バーディー。でも暑すぎて、スコアを考えてる暇もないぐらいだった。その中で9アンダーはすごくうれしい」と振り返った。

 北海道出身で暑さは嫌い。ただ2019ねにツアーでの自己ベスト62をマークしたのも7月下旬に気温が36度を超えた滋賀県内でのセンチュリー21レディースだった。

 この日、兵庫県内のコース周辺では午後2時過ぎに最高気温36・7度を観測。「確かに暑い時にビッグスコアを出しているので、意外と得意なのかもって思うが、でも精神的には過酷すぎて命の危険を感じた。こんな暑い中でのプレーは、できるならしたくないなと思ったくらい」と振り返った。

 実際に水分を取っても取っても喉が渇き、11時35分スタートだったこの日は、練習時から汗をかき「本当にしんどかった」という。「とにかく毎日、無事に上がってくるのを目標にやっている」と話すほどだ。

 初日に出遅れ、予選通過ラインを気にしていた状況が一変し、一気に優勝を狙える位置に浮上。「残り2日は体力勝負になってくると思う。休養とか睡眠とか暑さ対策をしっかりしてやりたい」と決勝ラウンドを見据えた。

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