小祝さくら 朝寝坊しても快調「68」 アラーム1時間かけ間違え→暫定2位浮上
「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース・第2日」(19日、中京GC石野C=パー71)
降雨によるコースコンディション不良のためサスペンデッドとなり、20組59人がホールアウトできなかった。プレーを終了した選手では、30位で出た小祝さくら(25)=ニトリ=が4バーディー、1ボギーの68でスコアを三つ伸ばし、通算4アンダーで暫定2位につけた。67をマークした鈴木愛が通算5アンダーで暫定首位。初日トップの岩井明愛は10ホール、同110位の渋野日向子は8ホールを消化した。
朝から雨が降り続き、気温は前日から14度以上も下がった。そんな悪条件下で、小祝が終始、マイペースを貫いた。11番パー4で9メートルを沈めてバーディーを先行すると、前半だけで3バーディー。後半は3番をボギーとしたが、続く4番パー3をバーディーとしてバウンスバックした。
「雨の中でもアンダーパーでプレーできてよかった。ショットに手応えがあって、おかげでいいイメージでプレーできたかな」。むやみにバーディーを狙うのではなく「最低限、パーを取るという感じで」と冷静にマネジメントした。
特に443ヤードの難関13番パー4は、雨の影響で「一番長く感じた」。第1打はフェアウエー中央のバンカーに入れたが、レイアップして3打目勝負。3メートルにつけて、しぶとくパーを拾った。
この日は7時10分スタートと朝が早かったが「寝坊しちゃった」。こういうことは「年に1回くらいある」といい、3時40分起床のつもりが目覚めたのは4時40分。アラームを「1時間かけ間違えた」と苦笑いした。
それでも「メーク以外のことは済ませて」と13分後の4時53分にはホテルを出発し、好位置につけた。「残り2日あるのでしっかり体力を回復させて。天気もいいみたいなのでしっかり休みたい」。気力、体力を満たして今季初優勝を目指す。


