渋野日向子 「とりあえずやり切れて良かった」28位 大会前プロアマ戦棄権、最終日は首寝違えも完走

 「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・最終日」(23日、カールトンウッズ・クラブ=パー72)

 29位から出た渋野日向子(24)=サントリー=は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算1オーバーで日本勢最高の28位となった。前日11位のリリア・ブ(米国)が68をマークし、通算10アンダーで並んだエンゼル・イン(米国)とのプレーオフを制してメジャー初優勝を果たした。今季2勝目。畑岡奈紗は72で通算2オーバーの37位、古江彩佳は75で6オーバーの52位。西村優菜は74で8オーバーの56位、西郷真央は79で11オーバーの65位だった。

 最後まで全力は尽くした。最終18番パー5、渋野の残り220ヤードの第2打はグリーンオーバー。アプローチが寄らずパーとしたが「とりあえずやり切れて良かった。万全ではなかったが、この状態でできた」と4日間を戦い抜いた。

 大会前のプロアマ戦を棄権するなど状態は万全ではなく、出場も危ぶまれた。初日から左手にテーピングをし、最終日は首を寝違えた。「やはり痛いところがあると、そこをかばって違うところに力が入ってしまう」

 1番パー4ではフェアウエーから2オンできず、3パットのダブルボギー。「スタートが良くなかったので流れに乗れなかった」。それでも大会を通して、巧みな寄せやパットでピンチをしのいだ。「悪いなりに他のもので補えるのがよく分かった」と振り返った。

 今季最初のメジャーで上位争いに絡めず「いい状態で迎えることができなかった。本当に自分の管理不足」と反省。「治しながら頑張る」と前を向いた。

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