笹生優花 アルバトロス達成!米ツアー48例目 直後は気づかず「なんで拍手?」

 「米女子ゴルフ・ドライブオン選手権・第2日」(24日、マウンテンGC=パー72)

 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた。笹生優花(21)=フリー=が第2ラウンドの2番で米女子ツアー史上48例目のアルバトロスを達成。66をマークし、通算8アンダーで首位と4打差の15位に浮上した。69で回った古江彩佳は7アンダーの23位。64と爆発した渋野日向子が32位。勝みなみが3アンダーの65位で決勝ラウンドに進み、西村優菜は2アンダー、上原彩子は2オーバーで予選落ちした。マディー・ゼリック(カナダ)ら3人がトップ。

 笹生がスーパーショットで歴史に名を刻んだ。2番パー5。ティーショットで大きく距離を稼ぐと、フェアウエーから残り217ヤードの第2打。19度のユーティリティーで放った打球は放物線を描いてピン手前に落ちると、数バウンド後、グリーン上を転がり、そのままカップイン。米ツアー史上48例目のアルバトロスを達成した。

 「グリーンにボールがないのに(ギャラリーは)なんで拍手してるんだろう」。落下地点が見えなかったこともあり、カップインした事実を知るよしもない。グリーン上で同組の金世煐に「入ってるよ」と教えられ、ようやく自身が成し遂げた快挙に気づいた。そして両腕を突き上げ、ガッツポーズ。快挙から時差はあったが、感情があふれ出た。

 アルバトロスの発生率は、パー3でのホールインワンよりかなり低い。自身でも「初めて」という笹生。「狙おうと思っても取れることはないし、ゴルフ人生で取れたらラッキーって思えるくらい」と満面の笑みを浮かべた。

 会心の一打もあって通算8アンダー。大会前の時点で今季米ツアー3戦中トップ10入り2回の実力者が、4打差で首位を射程圏に捉えた。さらなる浮上へ「決勝ラウンドも楽しみたい」と上機嫌で3日目に臨む。

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