畑岡奈紗 パット光って68好スコア 首位と6打差5位浮上「良いラウンドだったかな」

 「米女子ゴルフ・ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ・第2日」(20日、レークノナ・クラブ=パー72)

 9位から出た畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング=は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算5アンダーの139で、首位と6打差の5位に浮上した。古江彩佳は70をマークし、通算3アンダーで9位。7位から出た笹生優花は通算1アンダーで16位に後退した。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が通算11アンダーで首位。大会出場は過去2年でのツアー優勝が条件で、29人が予選落ちなしで争う。

 快調にスコアを伸ばしていくゴルフ。畑岡はラウンド中に何度もガッツポーズを繰り出し、つかんだ手応えをかみしめた。4アンダーのチャージで2日目を終え、「バーディーも六つ取れたので、良いラウンドだったかなと思います」と充実感をにじませた。

 特に好感触だったのはパットの精度だ。「3~4メートルのパットが昨日よりも決まってくれてたので、それがバーディーに上手くつなげられてた」。前半4バーディーの勢いに乗り、迎えた10番では8メートル、11番では下り3メートルのバーディーパットを決めた。

 大ピンチでも必死に耐えた。14番パー4。ティーショットが左に曲がってしまい、ペナルティーエリアにつかまると、第3打もラフに。第4打は片足がバンカーに入った状態からのショットとなったが、ピン横1メートルにつけてボギーにとどめた。

 看板を背負う責任もある。大会の冠スポンサーのブランドアンバサダーに今年から就任。渡米前から「ホステスプロとして大会を迎えるので頑張りたい」と気合は十分だ。

 優勝スコアを15アンダー前後と読む中、首位が通算11アンダーとハイペースで伸ばす展開になっている。6打差で迎える第3ラウンド。畑岡は「しっかり伸ばし、少しでもついていかないと」と息巻いた。

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