西郷真央 通算6アンダー2位浮上 欠場中ツアー中継見て自習「学ぶものもあった」

 2番でティーショットを放つ(撮影・堀内翔) 
 16番、バーディを決めて驚いた表情を見せる西郷真央(撮影・堀内翔) 
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 「女子ゴルフ・パナソニック・オープン・第2日」(30日、浜野GC=パー72)

 9位から出た西郷真央(20)=島津製作所=が5バーディー、1ボギーの68でスコアを四つ伸ばし、通算6アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。開幕戦のツアー初優勝から今季6戦3勝。首痛による2試合の欠場から復帰した今大会で4勝目を目指す。連日の68で通算8アンダーに伸ばしたテレサ・ルー(台湾)が単独トップ。2戦連続Vがかかる高橋彩華と、初優勝を目指す仲宗根澄香が3打差3位につけた。

 また優勝のチャンスだ。16番パー4、西郷がグリーン奥のエッジから15メートルをパターでねじ込みこの日、5個目のバーディー。「風が強い中、前半で伸ばせたので、後半もいい流れで伸ばせた」と振り返った。

 初日に続きティーショットが「何個か想定範囲外に曲がった」というが、2打目以降の精度は抜群。前半の2バーディーは1メートル以内を沈めたもの。「旗の揺れ方と奥の木の揺れ方が真逆だったりして難しかったけど、セーフティーな方に打ってパーセーブを心がけた」。師匠の尾崎将司をもうならせるゴルフ頭脳をフル稼働した。

 ダイキン・オーキッドでの初優勝から早くも3勝。最近2週間は首を痛めて欠場し、1週間ほどはクラブも握れなかった。その間、男女ツアーの中継を見て「私も早くプレーしたい」と思うと同時に「学ぶものもあった」と自習にも努めた。

 特に先週、高橋の初優勝には「最後の難しい18番で雨の中、狭い花道方向の、狙ったところに打ったのはすごい」。今週、本人にも直接「すごかったですね」と伝えたという。

 その高橋らとの優勝争い。「優勝を意識するよりは、いつも通り自分のプレーに集中して全力で頑張る」。7戦4勝はもう目の前だ。

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