渋野日向子 24位で第1週通過「ハラハラドキドキな4日間」古江も通過
「米女子ゴルフ・最終予選会・第1週最終日」(5日、マグノリア・グローブ・フォールズC=パー71、クロッシングズC=パー72)
25位から出た渋野日向子(23)=サントリー=は初日に73をたたいたフォールズコースを5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算6アンダーの24位タイで第2週進出を決めた。
1番、4番とバーディーが先行。5番パー5は第2打が池につかまり、3パットのダブルボギーで落としたが、7番、9番で取り返した。後半インは16番でボギーとしたが、最終18番をバーディーで締めた。
「今日も前半はいい感じで来ていたけど、自分のマネジメントミスでダボってしまい、本当に情けないなと思っていた。その後しっかり切り替えて、2アンダーで回ることができて良かった」と振り返った。
初日に痛恨のダブルボギーをたたいた7番パー4でバーディーを奪った。前回は第2打をグリーン奥のペナルティーエリアに打ち込んだが、この日は1メートル弱にピタリとつけた。
「本当にそこはリベンジしたかった。いいショットも打てたし、いいバーディーパットも決められた。(初日のダブルボギーから)3打も縮められたので良かった」と笑顔を見せた。
初日81位、2日目も72位と出遅れたが、3日目に66の猛チャージで一気に25位まで巻き返し、第1週は24位でクリアした。「出だしからつまずいてハラハラドキドキな4日間ではあったけど、3日目、4日目で来週につながるいいゴルフができた。しっかり休んで、切り替えて頑張りたい」と勝負の後半72ホールを見据えた。
5位から出た古江彩佳(21)=富士通=はクロッシングズコースで4バーディー、2ボギーの70と二つ伸ばした。通算11アンダーとし、首位と8打差の7位で第1週を通過した。
110人が出場した最終予選会は2週にわたり、計8ラウンド144ホールで争われる。第1週72ホールの62位タイまでの上位74人が第2週(9~12日、ハイランド・オークスGC)に進む。第1週のスコアは持ち越され、最終的に45位までが来季のツアー出場資格を得る。