渋野日向子 7月以来の予選落ち「見ての通り、本当に情けない内容」

2番、木の陰でうつむく渋野日向子=マスターズGC(撮影・高部洋祐)
4番のティーショット前、驚きの表情を見せる渋野日向子=マスターズGC(撮影・高部洋祐)
7番、ティーショット後に悔しがる渋野日向子
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 「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・第2日」(22日、マスターズGC=パー72)

 渋野日向子(22)=サントリー=は6オーバーの99位から出て、5バーディー、3ボギーの70と2つ伸ばしたが、通算4オーバーの65位で7月のGMO&サマンサ・カップ以来、今年2度目の予選落ちとなった。

 初日の大幅な出遅れを取り戻すことはできず、カットラインに2打届かなかった。ホールアウト後の渋野は「見ての通り、本当に情けない内容でした。今日は2アンダーで回れたけど、昨日の分があったので」と険しい表情で2日間を総括した。

 2週前のスタンレー・レディースで1年11カ月ぶりに優勝するなど、5週連続トップ10入りと好調を維持していたが、急変した。「ゴルフはいつもいいように行くわけではない。こういう日が来るのはいつかあると思っていたので、しようがないかなとは思っています」と話した。

 今年最大の目標としている12月上旬の来季米ツアー最終予選会に向けては「焦りがないといったらおかしいと思う」と率直な思いを明かした。「流れが良かった中で予選落ちをしてしまうゴルフになってしまった。やっぱりまだまだ足りないところがたくさんあるんだなというのを思い知らされた感じです」と現実を直視した。

 今後取り組むべき課題は「全部です」と即答。「アイアン、ウエッジの縦距離が全然合っていない。スピンコントロールも全くできていないので、そういうのもこれからちゃんと練習していかないといけない」と前を向いていた。

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