女子ツアー初!小樽16番でパー4、パー5が日替わり 稲見「毎日パー5でいい」

 指定練習日にティーショットを放つ稲見萌寧=小樽CC(撮影・堀内翔)
指定練習日に調整を行った稲見萌寧=小樽CC(撮影・堀内翔)
練習中にカモに手を振る稲見萌寧。左は臼井麗香=小樽CC(撮影・堀内翔)
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 「女子ゴルフ・ニトリ・レディース」(26日開幕、小樽CC)

 今大会は女子ツアー初の試みとして、16番ホールが日によって従来の420ヤードパー4と500ヤードパー5を使い分けて、行われる。コースセッティング担当の塩谷育代プロが25日、会見で意図などを説明した。

 「昨今の海外ツアーでも全米、全英を見ていても、日によって大きくティーイングエリアを変えている。選手の対応能力を試しているようなセッティングが多い。私たちには世界に通用する選手を輩出するという使命がある。日本の日頃のトーナメントでもそういう対応能力を求めるセッティングを重視していこうという考えの一環で、今回のパー4、パー5ということになりました」と経緯を話した。

 池越えで距離が長いパー4の小樽CC16番は「タフなホール」(塩谷プロ)で、平均スコアは、4日間大会となった16年4・5940、17年4・5519、18年4・4613、19年4・5352、昨年4・4819と毎年難度1番のホールとなっている。塩谷プロは「攻め方を一つのホールでいろいろな見方があるというのも面白みがあると考えていただければありがたい。16番がパー5の場合は違うホールで難しさを出す」との基本方針を示した。

 練習ラウンドでパー4、パー5の両方のティーから打った小祝さくらは「パー5の方が余裕を持って打てますけど、パー4だと長いクラブが残るので難しい」と印象を口にした。

 稲見萌寧は「毎日パー5でいいのではないかと思うホール。池もシビアなところにあるし、グリーンもマウンドとかも難しい。グリーンを外しても難しいし、同じ面になるべく近めで乗せないと、結構難しいホールだなというのは感じますね」と語った。

 パー4、パー5のどちらになるかは4日間、いずれも当日朝に最終決定し、発表される。

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