宮里藍さん 全米女子OP制覇の笹生にエール「次は世界ランク1位を目指して」

 前日会見を行う宮里藍アンバサダー
9番グリーンでポーズを決める宮里藍アンバサダー(撮影・坂部計介)
自らコースの状況を確認する宮里藍アンバサダー(撮影・坂部計介)
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 「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース」(10日開幕、兵庫・六甲国際GC=パー72)

 サントリー所属で2018年から大会アンバサダーを務める宮里藍さん(35)が開幕前日の9日、公式会見を行った。笹生優花(19)の全米女子オープン選手権制覇について「すごい快挙だと思います」と改めて称賛した。現役時代の宮里さんは全米女子オープンに11度出場し、トップ10入り3度。最高成績は09、11年の6位で優勝には届かなかった。

 笹生は15年から19年まで5年連続でアマチュアとして今大会に出場。17年に通算1オーバー38位、19年は通算8アンダー7位でベストアマを2度獲得している。「最後の方は優勝争いに加わってくるような選手だった。将来が楽しみなだと思って見ていた」と振り返った。

 「2年たって、メジャーチャンピオンになった。そこは彼女のポテンシャルのすごさを感じますし、今後はどういうふうに進化して、成長していくのか非常に楽しみ」と語った。

 また「渋野選手の全英の優勝がすごく大きかった」と2年前を思い起こす。「壁を打ち破った人がいると、こういうふうに後に続く選手は出てくるんだなと感じています」。今回の全米女子オープンは予選落ちしたが、19年全英女子オープン優勝で流れをつくった渋野日向子の功績を改めて評価した。

 世界一を目標に掲げる笹生に対しては「次は世界ランク1位を目指してほしい」とエール。米ツアーではメジャー優勝を果たせなかった宮里さんだが、10年6月21日付で日本勢初の世界ランキング1位に輝いている。

 「コンスタントにいいプレーをしながら、勝ちを積み重ねていかないといけないので、すごく難しいけど、今はそこに近い選手がたくさんいると思う。そう遠くない未来に達成すると思います」。渋野や今回の全米女子オープンで笹生と優勝を争った畑岡奈紗らも含めた日本勢に大いに期待していた。

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