小祝さくら好発進 6アンダーで今週もVチャンス「イチからスタートするくらいの気持ちで」

ティーショットを放つ小祝さくら=静岡・葛城GC
ティーショットを放つ小祝さくら=静岡・葛城GC
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 「女子ゴルフ・ヤマハレディース葛城・第1日」(1日、葛城GC山名C=パー72)

 今年2勝を挙げて賞金ランクトップの小祝さくら(22)=ニトリ=が6バーディー、ボギーなしの6アンダー66を出してトップスタートを決めた。

 安定感は今週も健在だった。小祝は難コースの葛城GCを舞台にボギーなしの6バーディーを量産。「前半パー5で2つ(バーディーを)取れて、後半も最後の方で微妙な距離のパットが入ってくれた」と満足そうな笑みを浮かべた。

 前週までの今年4試合の平均ストロークは70・3206で堂々1位。他の部門別順位でも60・7143%で3位のサンドセーブ率が輝きを放つ。この日も15番で右手前バンカーから40ヤードを50度のウエッジで4メートルに寄せてバーディー。18番でも左手前バンカーから58度で30センチにピタリと寄せてスコアを伸ばした。

 「15番はバンカーから意外とうまく打てた。ああいう距離からバーディーを取れたので、こういうスコアで上がれたと思う」

 今季2勝を挙げたダイキンとTポイントの初日成績は20位と9位。首位発進は20-21年シーズンでは初めてで、今季3勝目へ視界は良好。「あと必要なのはパット(の向上)だと思う。まだ初日なので明日もイチからスタートするくらいの気持ちでプレーしたい」。残り3日も堅実にスコアを伸ばしていく。

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