西郷真央が単独首位発進 プロ初有観客で大爆発!デビュー後ベストスコア64

 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第1日」(4日、琉球GC=パー72)

 2020-2021年シーズンの後半戦がコロナ渦の中、初の有観客で“開幕”した。“レジェンド”尾崎将司(74)のまな弟子で、21世紀生まれの西郷真央(19)=大東建託=が1イーグル、7バーディー、1ボギーの8アンダー64で首位発進。地元沖縄出身の新垣比菜、宮里美香と高橋彩華、山路晶、菊地絵理香、田辺ひかりが5アンダー67で2位に並んだ。

 気持ちよくスコアを伸ばした。西郷が2021年の“開幕戦”でいきなりの大爆発。8アンダー64は昨年のプロデビュー以後のベストスコアで「初日なので楽しんでプレーすることを心掛けましたが、結果的にスコアが伸びてくれてよかった」と喜んだ。

 ショットとパットがうまくかみ合った。4・5メートルの下りフックラインを沈めた2番からどとうの4連続バーディー。492ヤードの最終18番はピンまで残り220ヤードの第2打を5番ウッドで2オンに成功し、奥から6メートルのパットを沈めてプロ初イーグルも奪取した。

 “レジェンド”尾崎将のまな弟子。昨年最終戦後にシーズン終了の報告をした時には「何が足りないのかしっかり考えるように」との言葉をもらい、オフは「自分に足りない」と判断したショートゲームの精度アップに取り組んだ。並行してチューブを使ったトレーニングで体を鍛え、ドライバーの飛距離増にも挑戦した。

 「おかげで飛距離は芯に当たれば20ヤード、平均でも10ヤード伸びました。アプローチは今日も3番で10ヤードをチップインできたように、手応えを感じています」

 プロになってから有観客の試合は初めての経験。「『ナイスバーディー』と言ってくださったり、拍手もいただき、楽しくゴルフができた。(あと3日)気を引き締めて頑張ろうと思いました」。同じくジャンボの弟子の原英、笹生は既に優勝を果たしている。「自分は自分だけど、早めに『優勝できました』という報告をジャンボさんにできれば…」。滑り出しは順調だ。

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