笹生優花が最速1億円へジャンプアップ ホールアウト時点で首位と3打差
「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第3日」(28日、宮崎CC=パー72)
通算4アンダー、10位タイからスタートした笹生優花(19)=ICTSI=が難しいコンディションの中、6バーディー、3ボギーの69で回り、通算7アンダーでホールアウト。
この時点で首位と3打差と、優勝圏内に飛び込んできた。
前半をイーブンで折り返した笹生は10、11番で連続バーディー。その10番は風を読み切って、70ヤードを60度のウエッジで2メートルにつけるナイスバーディーだ。13番パー5ではピン左上10メートルほどの地点にに楽々2オンさせ、これを2パットで収めるバーディー。
この大会で単独3位以内であれば、デビューから出場14試合で生涯獲得賞金が1億円を越え、これは申ジエの15試合を上回る史上最速記録となる。
もちろん優勝も「勝てればうれしいですけど、楽しみたい」といつものコメント。「風が吹いていると、難しくなって楽しいですね」と、難コンディション大歓迎の姿勢で、大記録に挑む。