勝みなみ、1打差でV逸「悔しい」 バーディー発進も思わぬ乱調…前半スコア伸ばせず

 「女子ゴルフ・樋口久子・三菱電機レディース・最終日」(1日、武蔵丘GC=パー72)

 首位と6打差の3位から出た2000年度生まれのミレニアム世代、西村優菜(20)=フリー=が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算11アンダーに伸ばし大逆転でツアー初優勝を果たした。世代では古江彩佳に続く2人目。単独首位から逃げ切り優勝を目指した勝みなみは72とスコアを伸ばせず、1打差2位に終わった。

 悔しい2位だった。通算10アンダーで西村と並んで迎えた最終18番、勝は3メートルのバーディーパットを外した。この直後にバーディーを決めた西村に逆転を許し、1打差で優勝を逃した。

 2位に5打差をつけてスタートし、1番のバーディー発進から思わぬ乱調に。3番でアプローチが寄らずボギーとし、4番は第1打を右バンカーに打ち込んでダブルボギー。9番で45ヤードのチップインイーグルを決めたが、前半でスコアを伸ばせなかったのが通算5勝目を逃した要因となった。

 「悔しいのひと言。彼女(西村)がすごいゴルフをしたので今日は完敗。でも、自分もまだ成長するチャンスがあると思う。今年中に優勝したいし、します!」。自分自身を奮い立たせるように話した。

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