【綾子の視線】打ち終わった後の歩く姿がいい小祝さん

 「女子ゴルフ・日本女子オープン・第2日」(2日、ザ・クラシックGC=パー72)

 首位と2打差の2位でスタートした小祝さくら(22)=ニトリ=が6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算9アンダーの単独首位に立った。2位は通算6アンダーの原英莉花。また、19歳の笹生優花が8番のイーグルでアンダーパーグループに入り、18位に浮上した。大会2日目をデイリースポーツ評論家の岡本綾子氏(69)が振り返る。

 ◇  ◇

 小祝さんはショットうんぬんとは別に、打ち終わった後の歩く姿がいい。強さとともに凜とした女性らしさ、かわいらしさを感じる。世界中どこのゴルフ場のフェアウエーを歩いても「いいゴルファーだな」と目に映る、トッププレーヤーの歩き方をしています。

 私はLPGAツアーで多くの選手を見てきましたが、トッププレーヤーはみんな“雰囲気”を持っています。プレーのパフォーマンスだったり、自身のキャラクターだったり、いろいろな要素でファンを魅了するものですが、歩く姿もその一つ。小祝さんは今後、優勝回数を重ねていけば顔付きも変わってくるでしょう。スター候補として期待したい選手の一人です。

 去年と比べるとスイングに無駄な動きがなくなり、フィニッシュまでよどみなく振り切れています。全体の体の動きにギクシャクした部分がないから、インパクトでグリップが緩むなんてこともない。もともとアイアンショットの精度の高い選手でしたが、さらに磨きを増した印象です。

 予選ラウンドの36ホールを見て、ショットの安定感はトップ5に入ります。後は決勝ラウンドのプレッシャーのかかる場面で、予選2日間のようなショットができるかどうか。決勝でも予選同様のショットを打てるようなら、実力は本物へと変わっていきます。

 原さんはいい集中をしている。初日にスコアが良かった分、やってやろうと気合が入った感じかな。決勝ラウンドではボールが散らばってくると思うが、そこでどこまで踏ん張ることができるか。今週は大いに期待したいところです。

 小祝さん、原さんを中心に展開する優勝争いですが、どうなるか予想はつかない。優勝スコアは20アンダーぐらいまでいくかと思っていましたが、3位以下が伸ばせていないのは残念。ただ、ここで調子のウエーブを上げていかないと、これからの秋の陣に間に合いません。鈴木さんら実力者の台頭にも期待して、決勝ラウンドを楽しみたいと思います。

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