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【綾子の視線】計算より20ヤードも飛びすぎている-そんなミスはあり得ません

 「米女子ゴルフ・ANAインスピレーション・第2日」(11日、ミッションヒルズCC=パー72)

 19位から出た渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と振るわず、通算1オーバーの52位に後退した。ただ今季4戦目で初めて予選を通過。「こんなポンコツなゴルフをしないように頑張りたい」と決勝ラウンドでの巻き返しを誓った。73の畑岡奈紗は通算1アンダー36位、74の河本結は1オーバー52位で予選を突破。野村敏京と上原彩子は予選落ちした。ネリー・コルダ(米国)が通算11アンダーで首位をキープした。デイリースポーツ評論家の岡本綾子氏(69)が大会2日目を振り返る。

 ◇  ◇

 渋野さんは初日よりアドレスの前傾が深くなっていて、その分、体の起き上がりが早くなり、ショットにムラがありました。これは疲労からくるもので、疲れてくると誰しも背中が丸まってしまう。慣れない米国の環境や暑さの影響は当然あるでしょうし、初日に頑張って一安心してしまったところもあるのかも。こればかりは致し方ありません。

 ただ、18番の2打目はいただけない。ラフからレイアップしたショットが飛びすぎ、フェアウエーを越えてラフまで行ってしまった。彼女の言葉を聞くと、自分の計算より20ヤードも飛びすぎている。そんな計算ミスはあり得ません。狙いよりショートするのはいいが、オーバーは絶対に許されない場面。レイアップするなら、しっかり次のショットに重きをおかないと。残念なダブルボギーでした。

 畑岡さんは少し流れが悪い感じ。何で大事な今週に限って思ったようにいかないの、なんてことは私もよくありました。今大会に向けてカリー・ウェブさんがコメントしていましたが、まわりが期待すればするほど力んでしまい、集中できなくなったり、自分をうまくコントロールすることができなくなる。本当にその通りで、米ツアーで1勝、2勝…と重ねてくると、どうしてもそろそろメジャーをと、自分自身も期待してしまう。心理的な部分が“流れ”に影響することがあります。

 予選を通過した日本の3選手には、まずは「目指せトップ10」と言いたい。まだまだスコアも動くでしょうし、ゴルフは何が起きるか分かりませんよ。

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