女子ゴルフの「NEC軽井沢72トーナメント」無観客で開催

 JLPGAツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(8月14日~16日、軽井沢72ゴルフ北コース)を主催する日本電気株式会社と日本女子プロゴルフ協会は14日、同大会を無観客で開催することを発表した。

 新型コロナウイルス感染症拡大への懸念から検討した結果、ギャラリー、選手、ボランティアの皆さまの安全確保の観点から判断した。

 開催にあたって、選手、キャディー、大会関係者全員に対してPCR検査を全員実施するなど、感染症専門の医師から助言を受けながら、プロゴルフトーナメント運営の指針となる「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に則って、できる限りの感染予防対策を講じていく。

 また、無観客試合のセキュリティー対策のひとつとして、NECの顔認証システムを導入し入場管理を徹底する。

 また、今後も政府及び自治体の見解や新型コロナウイルス感染状況等、事態の推移に伴い、大会開催の可否を含めて内容を変更する可能性があるとした。

 昨年は穴井詩が優勝。李民英が2位、渋野日向子、濱田茉優が3位だった。

 主催者は「このたびの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご回復を心よりお祈りし、お亡くなりになられた方とご親族、関係者の皆さまに深く哀悼の意を表します。また、最前線で治療に当たられている医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます」とコメントしている。

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