松山21位…まさかの失速 ショットには手応え「徐々に良くなっている」
「米男子ゴルフ・ロケットモーゲージ・クラシック・最終日」(5日、デトロイトGC=パー72)
13位から5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回った松山英樹(28)=LEXUS=は通算13アンダーで21位だった。ブライソン・デシャンボー(米国)が3打差2位から65と伸ばし、通算23アンダーで今季ツアー初、通算6勝目を挙げた。優勝賞金は135万ドル(約1億4500万円)。
10番で五つ目のバーディーを奪った時点で松山は4位に浮上した。「上があまり伸びてなかった。あと四つ、五つ取れれば」と望みを抱いたが、まさかの失速だった。
2メートルにつけた12番のチャンスを逃すと、13番はドライバーショットを左に曲げボギー。パー5の14番はグリーン奥からの第3打が極端に右に出る「シャンク」で池に転がり込んだ。名手には珍しいミスがダブルボギーとなり「新たなことを試している中でしっかり打ち抜く力がなかった。でもそれは言い訳」と表情を険しくした。
ウイルス禍による中断から6月に再開したツアーで、出場2戦目はぎりぎりで予選を通過して伸ばした。「ショットに関しては徐々に良くなっている」との手応えを得て連戦に臨む。