ゴルフ生配信に手応え「新しい見方を提案」と主催・アース製薬会長、継続に前向き

 優勝シャーレを手に笑顔の渡辺彩香(Getty Images/JLPGA提供)
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 「女子ゴルフ・アース・モンダミンカップ・最終日」(29日、カメリアヒルズCC=パー72)

 大会を主催したアース製薬の大塚達也会長、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長がウェブ会見で大会を総括した。テレビではなく、YouTube(ユーチューブ)のライブ配信で大会の模様を無料公開したことについて、大塚会長は「ゴルフの新しい見方を提案することができたのではないか」など、手応えを得た様子だった。

 今大会は第3日までは主な選手をカバーするチャンネル、ショートホールをカバーするチャンネル、注目ホールをカバーするチャンネル、インタビュー用のチャンネルの4つを用意。最終日も上位選手を中心に、優勝した渡辺彩香と鈴木愛によるプレーオフまで伝え切った。こうした試みに、YouTubeのコメント欄にも好意的な意見が見受けられた。

 大塚会長は「書き込みを見る範囲では予想以上の反響があった。しかも、うれしいお褒めの言葉を頂戴することが多くて、そういう意味では、ネットをご覧になった方々は予想外に楽しんでいただけたのでは」と振り返った。会長によると、最終日の視聴者が20万件を越えているといい、「カメラも何台か駆使しながら、いろんな選手を同時に追いかけていけたというのは、ゴルフの新しい見方を提案できたのではないかと思います」とした。

 アース製薬などのコマーシャル動画は挟まずに中継した。宣伝を含めたビジネスの面は「どちらかというとマイナーな部分」(大塚会長)といい、「コマーシャルがなくて視聴者が楽しめるのであれば、その方がいいと思っております」、「このやり方は良かったのではないかなと思っております」など評価。来年についても、「ネットが、われわれができるのであれば、継続してやりたい」と希望し、プレーがキャディーにかぶって見えなくなるシーンがあったことなど、改善点を前向きに挙げた。

 JLPGAの公式サイトに残っている2019年の同大会の項目を見ると、テレビ中継はCSのスカイA、BS朝日、地上波のテレビ朝日系の間によるリレー形式で生中継でカバーされていた。ただ、大塚会長はその場合、番組放送枠を購入する費用面の負担が大きかったと明かす。「ネットでやる方が、トータルで考えますと、安い費用で済む、負担が少なくなるということもある」と制作した番組を自社で管理できることも含めてメリットとして挙げた。

 JLPGAの小林会長も「ネット配信を4日間、40時間以上、4チャンネルで素晴らしい取組をしていただいた。新しいファンの方、視聴の新しい見方、新しい楽しさを訴求していただいたと思っております」と改めて、大塚会長に感謝していた。

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