開幕戦フレッシュV争い、21歳以下3人で最終組 西郷はデビュー戦快挙なるか

ラウンド後、オンライン記者会見に参加した西郷真央(Getty Images/JLPGA提供)
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 「女子ゴルフ・アース・モンダミンカップ・第3日」(27日、カメリアヒルズCC=パー72)

 単独トップで出た田中瑞希(21)=フリー=が2つスコアを伸ばし2位に3打差の通算11アンダーで単独トップを守った。最終日の最終組は田中と、2位につける古江彩佳(20)=フリー=と西郷真央(18)=大東建託=というフレッシュな顔ぶれの3人になった。

 田中は1998年生まれで、渋野日向子らと同じ“黄金世代”と呼ばれる若手の1人。「自分たちの世代で同級生とかが結構、みんな活躍していて優勝とかもしているので、自分も早く追いつけるように、明日、精いっぱい頑張りたいと思います」と思いを語った。自身よりも、さらに若い2人と回るが対抗心は「そこまでは持たないですね」と平常心で挑む。

 古江は歌手の浜崎あゆみの大ファンで、「車で来る時に流して、アユのまねをして」と気持ちを盛り上げて会場入りしたという。歌姫のパワーも生かしたのか、この日は前半、後半3バーディーずつでノーボギーと6つスコアを伸ばした。最終日へ、「楽しんですることが今回目標というか。楽しむことが大事だと思っているので、笑顔でできたらいいなと思っています」と語った。

 ちなみに、テレビ朝日系で話題のドラマ「M 愛すべき人がいて」は、一度放送が休止してからは見られていないといい「楽しみにしています」と後日のお楽しみにしていると明かした。

 西郷は昨年の日本女子アマ選手権の優勝者で、今年高校を卒業したばかりで、今大会がプロデビュー戦。この日は出だしの1番、2番で連続バーディーを奪うと、パーセーブを続け上がり3ホール(16番、17番、18番)で3連続バーディー。5バーディー、ノーボギーで大きく伸ばした。

 「アマチュアでツアーに出させていただいた時はギャラリーの方から頑張ってと声をかけていただいていた。アマチュアはギャラリーが入らなかったりするので、どちらかというとアマチュアの時の試合の感覚がありました」と、ギャラリー不在にも慣れている。快挙がかかる最終日へ「優勝というのは目指していきたいところではあるんですけど。それよりも自分のプレーに集中して、それでいい結果がついてきてくれたらいいなと思います」と語った。

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