今平、強気で1打差2位 強風なんの!「いい感じ」
「男子ゴルフ・平和PGM選手権・第3日」(9日、PGMGC=パー71)
首位と3打差の3位から出た今平周吾(27)=フリー=が5バーディー、3ボギーの69で回り、通算9アンダーとして首位と1打差の2位に迫った。強風でスコアを崩した選手が多かったにもかかわらず、強気な姿勢と、賞金ランキング1位らしい安定したショットを生かした。首位は10アンダーの崔虎星(チェ・ホソン、韓国)。
悪条件下でも、今平はスコアを伸ばした。最大で10メートル前後の風が向きを変えながら吹き荒れた中でのラウンドにも、この日6位タイの好スコアをマーク。「調子は結構いい感じ。パッティングもまずまず」と落ち着いた表情を見せた。
2年連続賞金王を視野に、攻める姿勢を貫いた。1番パー5は残り約30ヤードからの第3打を1メートルにつけ、バーディー発進。距離が短くなった14番パー4はティーショットでアイアンを使う選手が目立ったが、あえてドライバーを選択。ランを生かしてグリーン手前まで運び、第2打はパターで1メートル弱に寄せた。
第2日に第2打がグリーンを大きく越えた18番パー5でも、左ラフから残り約50ヤードの第3打を2メートル強につけた。1打差を追う最終日も同じような姿勢で逆転優勝を狙う。