畑岡奈紗が単独首位「明日、どれだけ伸ばせるかが大事」

17番、畑岡奈紗はバーディーパットを決めガッツポーズ(撮影・山口登)
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 「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・第2日」(13日、チェリーヒルズGC=パー72)

 3位から出た畑岡奈紗(20)=森ビル=が7バーディー、1ダブルボギーの67で回り、通算8アンダーに伸ばして単独首位に立った。2016、17年の日本女子オープンに続く国内メジャー3勝目を狙う。1打差2位に三ケ島かな(23)=ランテック、さらに1打差3位に吉本ひかる(20)=マイナビ=がつけた。渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は5バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、前日に新記録を樹立した国内ツアーの連続オーバーパーなし記録が「29」でストップ。通算1オーバーで42位に後退した。

 約半年ぶりに国内ツアーに参戦した畑岡が、その実力を存分に見せつけた。1、2番を連続バーディーで発進し、7番パー5でも着実にスコアを伸ばす。圧巻は8番パー4。残り95ヤードの2打目はカップをかすめ、ピン横にピタリと止まるスーパーショット。11番でもバーディーを奪い、14番で1打目をペナルティーエリアに落としてダブルボギーをたたいたものの、17、18番を連続バーディーで締めて単独首位に浮上した。

 「14番だけはもったいないけど、それ以外は良かった。2日間とも60台で回れているので、そこそこですかね」と納得顔。目標とする通算20アンダーに向けて「明日、どれだけ伸ばせるかがすごく大事になる」と気を引き締め直した。

 注目を集める渋野をはじめ、1998年度生まれの同学年にはツアー優勝者が9人いる。今大会でもトップ10に自身の他に吉本ひかる、高橋彩華、田中瑞希、河本結、大里桃子とズラリ。「同学年に恵まれて、みんなで盛り上げていければいいかなと思うけど、やっぱりたくさんいるので、一番になるには一番努力しないといけない」。黄金世代の旗手を譲るつもりはない。

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