渋野日向子「最近にないひどさ」記録ストップに苦笑い 最後は「意地」でバーディー

18番、3打目をバンカーに入れ悔しそうな表情を見せる渋野日向子=チェリーヒルズゴルフクラブ(撮影・山口登)
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 「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・第2日」(13日、チェリーヒルズGC=パー72)

 渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が5バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを3打落とし、前日に29ラウンド連続の新記録を樹立した国内ツアー連続オーバーパーなしの記録がストップした。通算1オーバー。

 10番から出て12番でアプローチを失敗してボギーが先行。15番で50センチにつけて取り返すが、直後の16番でボギーをたたき、続く17番パー3では池に落としてダブルボギー。18番パー5でも3打目を右バンカーに入れてボギーとし、スコアを4つ落として折り返した。

 得意のバックナインでも2番パー3で3パットのボギー。3、4番で連続バーディーを奪うも5、6番で連続ボギーと調子が上がらない。それでも7番パー5で残り102ヤードの3打目を1メートルにつけて一つスコアを戻し、最終9番は3メートルを沈めてバーディーフィニッシュ。予選通過を確実にし、天を仰いで安どの笑みを浮かべ、両肩を落として息をついた。

 「久しぶりにしんどかった。さすがに予選落ちの危機を迎えるとは思わなかった。最後は意地です」と苦笑い。前日に新記録を達成して「気が抜けたのかな」と話し、「途絶えてしまったのは残念。30まではいきたかった。でも仕方ないかな」と淡々と振り返った。「最近にないひどさだったけど、全部出し切ったかな。残り2日、がむしゃらにやりたい」と巻き返しを誓った。

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