岡山絵里「60%」で首位浮上 完璧主義捨て“プロのゴルフ”ツアー2勝目に王手

 「女子ゴルフ・ニッポンハム・レディース・第3日」(13日、桂GC=パー72)

 前日まで4位のプロ5年目・岡山絵里(23)=ニトリ=が6バーディー、2ボギーのベストスコア68をマーク、通算11アンダーとして首位に躍り出た。同じ首位に河本結。1打差の10アンダー3位に稲見萌寧らが続き、イ・ボミ(韓国)が9アンダー7位につけている。

 岡山が完璧主義を捨ててツアー2勝目に王手をかけた。好調のきっかけは初出場で39位に入った先月の全米女子オープン。「自分はいつも100%を求めて苦しくゴルフしていたけど、60%でいかにスコアを作っていくかが大事だ」と学んだ。

 アマチュア時代はナショナルチームのエース。「ナイスショット、ナイスパットのきれいなゴルフを求める」アマチュアリズムが抜けなかった。プロの世界は1円でも多く稼いでこそ。ミスも許容しながらスコアメークし、勝利に近づくのがプロだと思い知った。

 この日のスコア68は、そんな内面の変化が作った。前半は5バーディー。後半はドライバーが右に出て、12、17番はラフにつかまったがボギーにおさめた。「今までだったら1打のミスに大きく落胆してその後を台無しにしたりしてた」と自らの変身ぶりを喜んだ。

 初優勝から1年。2勝目へ機は熟している。「黄金世代…2つ年下ですよね。負けられない、負けたらあかんと思ってます」と強気に締めた。

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