「米女子ゴルフ・カナダ太平洋女子オープン・第１日」（２３日、ワスカナＣＣ＝パー７２）

　畑岡奈紗（１９）＝森ビル＝が９バーディー、１ボギーの６４をマークし、アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）、マリアホ・ウリベ（コロンビア）と並んで首位発進した。上原彩子、野村敏京はともに７０で回り５２位、横峯さくらは７１で８０位とした。アマチュアの国吉華純は８１で１５２位。

　ショットで果敢に攻めたという畑岡が９バーディーを奪い、首位発進した。「ショットですごく攻めていくことができて、それを決めることができた」とうなずいた。

　出だしの１０番から２連続バーディーと順調に滑り出した。さらに２バーディーを加え、ティーショットをラフに打ち込んだ１７番（パー５）をこの日唯一のボギーとしたが、崩れなかった。

　１８番でバーディーを奪い返すと、後半は無傷の４バーディー。５番（パー４）で７・５メートルのパットを沈めたパーセーブに「『しっかり２パットで』と決めて打ったらきれいに入ってくれて良かった」と振り返った。

　２日目に向け「ボギーを打たないこと。打っても１日１個で止めることを目標としたい」と狙いを口にした。