鈴木愛 日韓台のプレーオフ制して今季4勝目 史上最速!賞金1億円超見えた

 「女子ゴルフ・ニチレイレディース・最終日」(17日、袖ケ浦CC新袖C=パー72)

 昨年賞金女王の鈴木愛(24)=セールスフォース、写真=が通算9アンダーで並んだ申ジエ(韓国)、テレサ・ルー(台湾)とのプレーオフを制し、今季4勝目、通算9勝目を挙げた。プレーオフは18番パー5で行われ、1ホール目で鈴木、申ジエがバーディーを奪い、テレサ・ルーが脱落。2ホール目で、鈴木がパーをセーブして、ダブルボギーの申ジエを突き離した。

 “日本代表”の意地をぶつけた。日本、韓国、台湾の対決となったプレーオフの2ホール目は日韓の一騎打ち。鈴木はしっかりとパーをセーブし、第1打をバンカーに入れてダブルボギーとした申ジエを退けた。

 「やっぱり日本選手が負けたかと言われたくなかった。日本強いぞというところを見せられてよかったです」

 プレーオフは過去1勝4敗と弱かったが、前週プレーオフを制した成田美寿々の言葉で克服のヒントをつかんだ。「私は負けたらどうしようと悪いことばかり考えていた。成田さんは気迫が違う。いいことを考えていた方がいいと思い直した」と結果につなげた。

 今季10試合目で早くも4勝。通算獲得賞金額は9000万円を超え、次戦のアース・モンダミンで1億円に届く可能性が出てきた。出場11試合で達成すれば2016年イ・ボミの14試合を抜く史上最速記録。「こんなにハイペースで勝てるとは思わなかった。今年6勝はしたい」。日本のエースにとって1億円も通過点にすぎない。

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