「ゴルフ・全米女子オープン選手権・最終日」（３日、ショールクリーク＝パー７２）

　２２歳のアリヤ・ジュタヌガーンがタイの選手として初めて優勝した。メジャー通算２勝目。７３と落としたが通算１１アンダーで並んだキム・ヒョージュ（韓国）とのプレーオフを４ホール目で制した。米ツアーでは今季２勝目で通算９勝となった。畑岡奈紗（１９）＝森ビル＝は５バーディー、５ボギーの７２で回り通算イーブンパーの１０位。７１の葭葉ルミは４０位だった。

　畑岡はトップ１０入りこそ果たしたが、優勝者には１１打差をつけられた。「悔しさのほうが大きい。今日は伸ばせると思った」と口をとがらせた。悔やんだのは二つめのバーディーを奪った直後の４番（パー４）。ラフからの２打目をグリーンの縁まで運んだが、寄せきれずボギーとした。「米ツアーで優勝したい、世界一になりたいというのが目標」ときっぱり言った。