鈴木愛、単独首位!ロッテ選手との自主トレ中にケガも…選手からの激励メールで回復

 「女子ゴルフ・ダイキンオーキッドレディース・第2日」(2日、琉球GC=パー72)

 7位から出た昨年賞金女王の鈴木愛(23)=セールスフォース=が6バーディー、ボギーなしの66をマーク、通算8アンダーで単独首位に浮上した。川岸史果、李知姫が通算7アンダーで2位に並び、諸見里しのぶが通算6アンダーで4位。勝みなみは通算イーブンパー31位に後退した。

 元気にプレーできる喜びをかみしめながら、鈴木がリーダーズボードを駆け上がった。6バーディー、ボギーなしのパーフェクトラウンドで、2日目にして単独首位に浮上。「ピンチは10番くらいしかなかったですね。丈夫な体はすごいことです」と充実の笑みを浮かべた。

 「丈夫な体-」の意味は、1月下旬にプロ野球ロッテの福浦、岡田らの自主トレに参加した際に、一時は満足にゴルフができないほどのけがを左太ももに負ったから。「ダッシュでももの裏側に痛みが出て、ほとんど肉離れみたいな感じだった」と顔をしかめながら振り返った。

 けがは予想以上に“重傷”で、直後の2月に実施した米フェニックス合宿のラウンド練習では、踏ん張りがきかず、プッシュアウトばかり出た。そんな時、大きな励ましになったのは一緒に合宿をしたロッテの選手からの激励メール。「愛ちゃんは練習したくなるだろうけど、今は無理しないでって。その通りにできることだけをやったのがよかった」と、一時はどうなるかと心配したけがは約10日間で回復した。

 「けがをすると大変だということが分かった。丈夫な体はすごいこと。けがもよくなり、今は楽しくできています」。体が資本のプロゴルファー。原点を再確認した女王が、決勝ラウンドも元気いっぱいスコアを伸ばす。

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