「米男子ゴルフ・ブリヂストン招待・最終日」（６日、ファイアストーンＣＣ＝パー７０）

　松山英樹（２５）＝ＬＥＸＵＳ＝がボギーなしの１イーグル、７バーディーの６１で回り、通算１６アンダーで２位に５打差をつける逆転優勝を飾った。

　強豪との戦いを支えた“チーム松山”も次戦のメジャー、全米プロ選手権に弾みのつく勝利を手放しで喜んだ。グリーンで松山と抱き合った進藤大典キャディーは「いつもと変わらない感じだったが、２番でイーグルを取り、３番もバーディーが取れたのが大きかった。いいリズムに乗れた」と満面の笑みを浮かべた。体調面を管理する飯田光輝トレーナーは「彼が勝ちたいコースで勝ったことがうれしい」。終盤には先にプレーを終えた谷原秀人も応援に駆けつけ、東北福祉大の後輩の勇姿を見守った。