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宮里優作『作戦勝ち』の初戦突破 飛距離落として「2打目を先に」で圧力

 1番でティーショットを放つ宮里優作。1回戦を突破した
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 「男子ゴルフ・ISPSハンダ・マッチプレー選手権・第1日」(1日、浜野GC=パー72)

 賞金ランキング2位の宮里優作(37)=フリー=が1回戦で松原大輔(22)を3アンド2で下し、2回戦に進出した。1打目の飛距離をあえて落とし、2打目を先行して圧力をかける戦略が奏功した。高山忠洋(39)=スターツ、手嶋多一(48)=ミズノ=らも順当に勝った。降雨と雷雲接近の影響で2度の中断を経て順延となり、24組48人がプレーを終えられなかった。2日に1回戦の残りと2回戦を実施する。

 国内ツアーでは14年ぶりとなるマッチプレー初戦。「どういう感じでいったらいいんだろう」と宮里優。百戦錬磨の選手会長にとっても手探りの状態だったが、ツアールーキーを退けた勝利の隠し味は巧みな心理戦にあった。

 序盤は五分五分。ただ、内容を見ればショット、パットともに「全然ダメだった」。9番でボギーをたたき、松原に追いつかれると、1打目を飛距離重視のドロー系からコントロールに軸足を置いたフェード系の球筋に切り替えた。

 「ティーショットを飛ばさないで、フェアウエーに置く感じ。2打目を先に打った方がいいかなと思った」

 11番は残り130ヤードの2打目をピンそば3メートルに寄せ、12番パー5では残り60ヤードの3打目を1・5メートルにつけて連続バーディー。松原の目の前で2打目を打ち、「先にピンに付けば、プレッシャーをかけることができる」。東北福祉大時代の2001年、日本アマで頂点に立ったのもマッチプレーだった。戦略通りの先行圧力に尻込みした松原から、勝機は消えうせていった。

 風に悩まされた全英オープン選手権のイメージも払拭(ふっしょく)。悠々と2回戦に駒を進めながら、「気を引き締めて、良いゴルフをしないと勝てない」と宮里優。賞金ランク1位返り咲きへ、油断はない。

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