女子ゴルフの元世界ランキング1位で“藍ちゃん”の愛称で人気を博す宮里藍(31)が26日、今季限りで現役を退く意向を表明した。マネジメント会社を通じ、29日に記者会見を開くと発表した。2006年から本格参戦した米ツアーで岡本綾子の17勝に次ぐ9勝を挙げ、2010年には世界ランキング1位に立った。
沖縄県出身で兄の聖志と優作もプロのゴルフ一家。レッスンプロの父、優さんの指導で力をつけてアマチュア時代から頭角を現した。宮城・東北高校3年だった03年9月に日本ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子を当時のツアー最年少の18歳で制覇した。