デビュー2戦目の畑岡は52位に後退 2トリプルボギーで79と崩れる

 「米女子ゴルフ・ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン・第3日」(18日、ロイヤルアデレードGC=パー73)

 第3ラウンドが行われ、米女子ツアー・デビュー2戦目の畑岡奈紗(森ビル)は2バーディー、2ボギー、2トリプルボギーの6オーバー79と崩れ、通算2オーバーの52位に後退した。

 他の日本勢では昨年のこの大会で米ツアー初優勝を果たした野村敏京(フリー)がこの日6バーディー、2ボギーの69と伸ばし、通算6アンダーで首位と4打差の7位に浮上。横峯さくら(エプソン)は4バーディー、3ボギーの72で回り、通算2アンダーの23位に順位を上げた。首位は通算10アンダーのリゼット・サラス(米国)。

 前日に5アンダー68を出し、初日の1オーバー81位から通算4アンダーの20位に順位を上げた畑岡は、この日も序盤の2番パー5、3番パー4を連続バーディーとする上々の出だしだった。しかし、続く4番パー4をボギーとすると、6番パー4でブッシュにつかまるトラブルとなり、アンプレアブルを宣言。グリーン上ではダブルボギーパットを決められずトリプルボギーとした。

 8番パー4もボギーとした畑岡はパー37の前半で40をたたき通算1アンダーで後半へ。そして、11番パー4では第1打を土の中にブッシュが生える場所へ打ち込み、第2打で脱出を図るが失敗。このときは地面を蹴りクラブをたたきつけて悔しがった。あらためてアンプレアブルによる第4打でグリーンに乗せたが、今度は短いダブルボギーのパットを外し、この日2個目のトリプルボギーをたたいた。その後の12番以降はバーディーチャンスを迎えながらパーを連ね、通算2オーバーでこの日のプレーを終えた。

 畑岡は第1ラウンドでも11番パー4を同じブッシュに打ち込みダブルボギーを喫するなど、米ツアーの試練ともいうべきトラブルが続いた。スコア提出後は、「(11番ホールでは)初日も同じことをしたが、きょうは3番ウッドで大丈夫かと思ったが、ああいうことになり、まだ自分が甘いんだなと思いました」と反省の言葉を発した。

 アマチュアで出場した昨年の日本女子オープンを史上最年少の17歳で制し、その後にプロ転向した畑岡は、昨年暮れの米ツアー最終予選会(QT)を14位で通過し今季の同ツアー出場権を獲得。デビュー戦となった1月の開幕戦、ピュアシルク・バハマクラシックは予選落ちした。

 なお、今大会の賞金総額は130万ドル(約1億4800万円)、優勝賞金は19万5000ドル(約2220万円)。

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