近藤1打差届かず2位に「悔しい」
「男子ゴルフ・関西オープン・最終日」(22日、橋本CC=パー71)
5打差3位からスタートした近藤共弘(38)=ネスレ日本=は4バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの71で回り、首位と1打差の通算5アンダーで2位に終わった。70をマークした趙炳旻(チョ・ビョンミン、26)=韓国=が通算6アンダーとして史上4人目(招待外国人選手を除く)の日本ツアー初出場初優勝。史上2位の年少予選通過記録を作ったアマチュアの三田真弘(14)=岡山・京山中3年=は通算10オーバーで51位だった。
終わってみれば1打差の2位。近藤は「やっぱり悔しいですね」と振り返った。前日は18番、この日は9番でトリプルボギーがあり「こういうことをやっていると優勝のチャンスが減る」と悔やんだ。
このところ左足裏痛に悩まされ、痛み止めが手放せない状態だが、その影響かこの日の前半は内ももの痛みで、クラブが思うように振れなかったことも響いた。「9番のOBも体が止まっちゃって…」という。
それでも「ゴルフもいい、メンタル勝負もできた」という今週の手応えは収穫だ。とりあえずは23日に予定していた全米オープン予選の出場は回避する方向で完治を優先させ、次戦以降でリベンジを目指す。