熱烈虎党の青木が67で首位発進

 「大東建託いい部屋ネットレディース・第1日」(31日、鳴沢GC=パー72)

 熱烈な虎党の青木瀬令奈(22)=三和シャッター工業=が5バーディー、ボギーなしの5アンダー67で回り、原江里菜と並んで首位に立った。上田桃子、佐伯珠音が1打差の4アンダー68で3位。ホステスプロの江沢亜弥は1アンダー71で26位。ツアー初となるアマチュアの3週連続トップ10入りを目指す新垣比菜(沖縄・興南高2年)は1オーバー73で50位とやや出遅れた。

 虎カラーの黄色い“戦闘服”に身を包んだ青木が難コース鳴沢をねじ伏せた。2番で右下4メートルを放り込んで幸先よく“先制”。3番で7メートル、5番で1・5メートルのバーディーパットを決めて中押し。最後は11番で4メートルを沈めてダメ押しを決めた。

 鳴沢GCは前橋高2年時にほぼ1年間毎週末合宿に訪れた、いわばホームコース。「毎日1・5ラウンドは回った。合計何十ラウンドだと思います。グリーンのラインもよく分かっていたので、やりやすかった」と経験を生かした。ホールアウト後はコーススタッフから「ここで育ったんだから頑張って!」と激励を受けた。

 153センチ、50キロと小柄で飛距離不足が悩みだったが、今年4月に思い切って取り組んだスイング改造が成功。1Wをダウンブローからアッパーブローにして20ヤード飛距離が伸び、12年ヨネックスレディース以来の初日首位発進。「私のゴルフもようやく一歩抜け出せた。タイガースも早くセ・リーグの混戦を抜け出して首位に立ってほしいな」。充実の笑顔で猛虎への熱い気持ちを口にした。

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