大谷 プロ10年目が圧巻の首位発進

 「兵庫県オープン・第1日」(15日、センチュリー三木GC=パー72)

 プロ10年目の大谷俊介(31)=サンロイヤルGC=が1イーグル、8バーディー、1ボギーで自己新&コース新記録となる9アンダーの63をマークし、首位発進した。2打差の2位に昨年優勝の山下和宏(41)=ザ・サイプレスGC。アマチュアのトップは、5アンダーの67で回った久保田皓也(17)=滝川二3年。プロはイーブンパーまでの55人、アマチュアは6オーバーまでの22人が16日の決勝ラウンドに進んだ。

 最高気温35度。うだるような暑さの中、大谷がビッグスコアをたたき出した。自己ベストを1打更新するとともに、コースレコードも94年以来21年ぶりに塗り替える63。圧巻の首位発進を決めた。

 「苦手なコースだったので、60台で回れればいいと思ってスタートした」というが、出だしの10番でグリーン右カラーから8メートルのパットをねじ込んでバーディー発進。「あれでスイッチが入った」

 12番から3連続バーディーで波に乗ると、後半の4番パー5では残り235ヤードの第2打を5番ウッドでピン上2メートルにピタリとつけて会心のイーグル。最終9番もバーディーで締めくくり「ミスした3番のアプローチ以外はほぼ完璧なゴルフができた」と胸を張った。

 今年、プロ10年目を迎えた。2年前までは鳴かず飛ばずの日々を送ってきたが、昨季、初めて下部ツアーにフル参戦。今季は3位に2度入るなど、ようやく結果が出始めた。

 13年10月に生まれた長男・息吹ちゃん(1)の存在が大きな励みになっている。「めちゃくちゃかわいい。家では一緒にご飯を食べたり、遊んだりして楽しんでいます」。以前はダラダラと練習しがちだったが、今は早く家に帰るために要領よくメニューをこなし、さっと切り上げる。そんなメリハリの利いた生活もゴルフにいい影響を与えている。

 プロ初優勝が懸かる最終日は昨年優勝の山下和と最終組で回る。相手は格上だが「優勝を意識しながら、しっかりと自分のプレーをしたい。落ち着いてやれれば結果はついてくる」。かわいい我が子のためにも、ビッグチャンスを逃すわけにはいかない。

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