馬場3位 胃がん手術成功の父へV届ける

 「アース・モンダミンカップ・第2日」(26日、カメリアヒルズCC=パー72)

 19位から出た馬場ゆかり(32)=ミュゼプラチナム=が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算7アンダーの3位へ急浮上した。23日に胃がん摘出手術を受けた父・信弘さん(62)に届ける会心のラウンドで、2011年日本女子オープン以来の優勝を狙う。

 病床の父に捧げる好スコアだった。インから出た馬場は12番で2メートルを入れてバーディーを奪うと、14、15番と17、18番で2度の連続バーディー。リーダーズボードを猛スピードで駆け上がった。

 今週は気合の入り方が違う。信弘さんが大会前の23日に地元・久留米市の病院で胃がんの手術を受けた。4月の定期検診で発見されたのは幸いにも早期がん。それでも手術成功の報を受けるまでは気が気ではなかった。

 「手術が成功したという連絡をもらって、やっとすっきりしました。やっぱり気になりますからね。(手術前の)先週は電話があって、今週は家に帰って来ないのかと言っていました。きっと心配だったんだと思います」

 今季は開幕からショットが不調だったが、今週からドライバーのヘッドを替えて復調気配。「左への引っかけ出るので、怖がってプッシュすると飛ばなかった。やっと思った通りの球が出るようになった」と会心のラウンドを振り返った。

 現在、信弘さんは大好きな日本酒が飲めないため、ワイン党の馬場も禁酒中。「勝つまでは我慢して、勝っておいしいお酒を飲みたい。我慢を力に」。愛する父の一足早い快気祝いを11年以来のVで果たす。

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