「デイリー主催・兵庫県オープンゴルフレディーストーナメント」（８月２２日、センチュリー美紀ＧＣ＝パー７２）

　播州信用金庫カップ「第３回兵庫県オープンゴルフレディーストーナメント」（賞金総額３００万円、優勝６０万円）は８月２２日（金）、兵庫県三木市のセンチュリー三木ＧＣで行われる。プロとアマによって争われ、優勝者にはステップ・アップ・ツアー（下部ツアー）の出場権も与えられる熱き戦い。本大会に先駆けて、８月１９日（火）にアマチュア予選会を同ＧＣで開催。現在、参加者を募集している。

　２０１２年に第１回大会が行われ、今回３度目の開催を迎える兵庫県オープンレディース。今年から新たに播州信用金庫がメーンスポンサーとなり、大会の注目度はさらにアップした。プロ７５人と、予選会を勝ち抜いたアマ３５人の計１１０人によって争われる。

　第１回大会はプロ６人によるプレーオフにもつれ込む大熱戦となり、ベテランの林佳世子（３８）が初代女王の座を射止めた。昨年の第２回大会も接戦となったが、最後は故島田幸作プロの教え子でもある古田裕美子（３５）が１打差で逃げ切って栄冠を手にした。

　今年の女子ツアーはアマチュア旋風が巻き起こっている。ツアー最年少優勝を果たした１５歳の勝みなみ（鹿児島高１年）をはじめ、有力アマがプロと渡り合って優勝争いを展開している。兵庫県オープンレディースもそんな追い風に乗って、アマチュア勢の躍進が大いに期待される。

　本大会に先駆けて８月１９日にアマチュア予選会を開催。予選会を突破すれば、本大会ではプロと同じ組でプレーすることになる。将来、プロを目指している選手にとっては貴重な経験となるだろう。

　また、今大会の優勝者にはステップ・アップ・ツアーの山陽新聞レディースカップ（９月・東児が丘マリンヒルズＧＣ）の出場権が与えられるのも大きな魅力。１日１８ホールの短期決戦だけに、アマチュア勢にも優勝のチャンスは十分ある。