「ＲＢＣヘリテージ・第２日」（１８日、ハーバータウン・リンクス＝パー７１）

　１２４位で出た石川遼（２２）＝ＣＡＳＩＯ＝は５バーディー、２ボギーの６８で回り、通算３オーバーで暫定５９位に浮上した。悪天候のためサスペンデッドとなり、６５選手が競技を終えられなかった。松山英樹（２２）＝ＬＥＸＵＳ＝は７９と崩れ、通算８オーバーに後退し、暫定１１５位。６７で回った崔京周（４３）＝韓国＝が５アンダーで暫定首位に立った。

　石川が“感性のゴルフ”で巻き返した。雨まじりで風が強い厳しい条件と、フェアウエーが狭く、林に囲まれた難しいコースに「今まで培ってきたもの、感性でやるしかない」と切り替えた。前半は１バーディーにまとめ、後半は２番で６０センチ、７番は９０センチにつけてバーディーを奪った。

　最終９番、ティーショットを左に曲げ、前方を高い木が邪魔した。左足下がりの傾斜で高く上げるのは難しい。ウエッジのフェースを開いて高く打ち出して、１２７ヤードの距離を出し、木の上をかすめた球はピン２メートルに。バーディーで締めくくった。