白鵬は白星発進 亡き父にささげる復活の夏場所

 「大相撲夏場所・初日」(13日、両国国技館)

 2場所連続休場していた横綱白鵬(宮城野)は押し出しで玉鷲(片男波)を退け、白星発進となった。

 両足親指にテーピング、右肘にサポーターを巻いて土俵に上がった白鵬。過去10戦全勝と負けたことのない玉鷲に対し、立ち合いでは右肘を張って右を差しにいったが、まわしは取れず。両者見合う場面もあったが、最後は押し出しで決めた。

 左足親指の負傷で初場所を5日目から休場した白鵬は春場所も全休。春場所後の4月9日には最愛の父で、モンゴル相撲の元横綱ジジド・ムンフバト氏を肝臓などの病気のため76歳で亡くす悲しみにも包まれた。

 葬儀のため一時帰国し、亡き父に復活を誓った。そして約束通り強い姿で土俵に帰ってきた。

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